「名探偵ポワロ・ドラマシリーズ」を子供のころNHKで見てから、さすがミステリーの女王だわとアガサ・クリスティーにどハマり歴うん十年。
「ミス・マープル」も英国BBCでドラマ化(2004年版)も見てみたら、これがまあ面白い。
1984年版の同じくBBC「ミス・マープル」もいつか見てやろうと野望を抱いております(´∀`*)ウフフ
おすすめポイントは、
正統派古典ミステリー+人間ドラマ+英国アンティーク家具や食器+おばあちゃん探偵の人間的魅力
一度見たら見返すことはほとんどないワタクシ(管理人)ですが、幸い犯人を忘れてしまうという素晴らしい記憶の持ち主なので「ミス・マープル」はもう2,3回は繰り返しみています。
ミス・マープルってどんな人?魅力は?
ミス・マープルは社交的でおしゃべり好き、一見おっとりした上品なおばあちゃんなのですが、実は鋭い観察力と類まれなる推理力のおばあちゃん探偵。
自分が住んでいるセント・メアリ・ミード村の住人やその村で過去にあった出来事を基に推理するという推理スタイル。
人間の考え方や行動パターンの傾向って、村の住人の数ぐらいの種類しかないのか、なんとも微笑ましい女性らしい推理方法だなぁと。
事件が起こるとついつい事件に首を突っ込んでしまい、その関係者たちから「なに、この詮索好きなおばあちゃん。」と軽んじられるます。しかし、その後素晴らしい推理力を惜しみなく発揮し、やがて関係者たちから一目置かれる存在になり、最終的にはすっごく頼りにされるというおばあちゃん痛快ストーリーでもあるのです。例えるなら、「水戸黄門さま」のような感じ(笑)
おばあちゃんなのにMiss(未婚)って、ちょっと気になるところ。
ドラマ版では不倫相手の男性が戦争から帰って来なくて、独身のままおばあちゃんになったという設定みたいですが、原作小説では両親に結婚を反対されたことから独身を貫いたという設定です。(設定って言うな💦)
おっとり従順そうで、意外と頑固なんですね、ミス・マープルは。
ドラマ版ミス・マープルシーズン1~6
2004年から2013年までイギリスBBCでテレビ放送されたドラマの紹介です。
シーズン1~3のミス・マープル役はジェラルディ・マクイーワン。
その後主役は交代してシーズン4~6のミス・マープル役はジュリア・マッケンジー。
交代したばかりの時最初は違和感があったんですが、結果どちらの女優さんも違ったマープルを演じていて、とても良いです。
ミス・マープル シーズン1
エピソード | タイトル |
第1話 | 書斎の死体 |
第2話 | 牧師館の殺人 |
第3話 | パディントン発4時50分 |
第4話 | 予告殺人 |
ミス・マープル シーズン2
エピソード | タイトル |
第1話 | スリーピングマーダー |
第2話 | 親指のうずき |
第3話 | シタフォードの謎 |
第4話 | 動く指 |
ミス・マープル シーズン3
エピソード | タイトル |
第1話 | バートラム・ホテルにて |
第2話 | 無実はさいなむ |
第3話 | ゼロ時間へ |
第4話 | 復讐の女神 |
ミス・マープル シーズン4
エピソード | タイトル |
第1話 | ポケットにライ麦を |
第2話 | 殺人は容易だ |
第3話 | なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか? |
第4話 | 魔術の殺人 |
ミス・マープル シーズン5
エピソード | タイトル |
第1話 | 青いゼラニウム |
第2話 | チムニーズ館の秘密 |
第3話 | 蒼ざめた馬 |
第4話 | 鏡は横にひび割れて |
ミス・マープル シーズン6(最終シーズン)
エピソード | タイトル |
第1話 | カリブ海の秘密 |
第2話 | グリーンショウ氏の阿房宮 |
第3話 | 終わりなき夜に生まれつく |
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