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今月の読書&1言感想

2019年3月に読んだ読書一覧(ミニ書評付き)

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読書カフェ

Kindleで 読書三昧の日々でめちゃくちゃ幸せです♪

以前は一気に60〜70冊ぐらい買って、主人と自分のスーツケースに詰めて持って帰ってたのですが、とにかく重くて重くて。

今も帰国の際本は買いますが、だいたい厳選して二十冊ぐらいでしょうか。スーツケースが軽くなって助かります。

 

前置きが長くなりましたが2019年3月中旬〜末に読んだ本のリストとミニ感想です。

★小飼弾 「 本を遊ぶ」

読書好きの人のマニアックな内容が書かれた本だと勘違いして読んだんですが、どちらかと言うと、読書に興味がある読書初心者向けの本。

読者のペルソナを考えずに書いているので、 初心者向けの内容とマニア向けの内容とが混在している本。

★楠木健 戦略的読書日記

後半部分の作者へのインタビューが、まさに 私が読みたかった 読書マニアへ向けの内容になっていて、ものすごく面白かった。

作者が本を重量級、中量級、軽量級と分けて同時並行して読んでいて、 難しい本で頭が疲れたら簡単な本で休むという読み方が 面白い。

また楠木先生の読書欲求の中核にあるのは 、知識欲じゃなくて、 論理に触れたいとのこと。

この箇所を選んでうーんと唸ってしまいました。

私は個人的に知識欲が強いと思っていたのですが、実は気になる人を見つけたら、「その人はどういう思考プロセスをたどっているんだろう」とその人の書籍を読み漁っていたので、 もしかして自分もそういう論理に触れたい欲望があるのではないか、と思ったのです。

ある人物を深堀したいなら、楠木先生がお勧めする日記系の本も面白そう。

おすすめの本の名前も たくさん紹介されていてまた読みたい本が増えました。

★「ウォッチメーカー」ジェフリー・ディーヴァー作

「ボーンコレクター」が映画化されたことで有名になったジェフリー・ディーヴァーの小説。 リンカーンという主人公が出てくるシリーズの中で最高傑作と言われています 。

これが「いくつどんでん返しがあるの?」と抜群に面白ろかったので、この作家の小説は全部制覇する予定です。

★ スリーピングドール ジェフリー・ディーヴァー

ウォッチメーカーの中で出てきた女性警官ダンスのスピンオフの作品。 脇役なのになぜか惹かれるキャラクターで、 彼女がでてきたからウォッチメイカーの作品により厚みが出てきたことは確か 。

特に面白かった部分は、女性を教祖がどうやって「自分の支配下に置いていくのか」という心理プロセスがしっかり書かれていて、こういう風にされたら洗脳される人もいるだろうなと思うと怖かった。

ダンス・シリーズがもう4作でてるそうで、こちらのシリーズも読破予定(笑)。

 

★ コフィンダンサー ジェフリー・ディーヴァー

ボーンコレクターに続くリンカーンシリーズ 2作目の作品。 私が個人的に好きな心理描写が少ないですが、それでもスピーディーな展開と犯人との知能戦面白くて、 一気読みしてしまいました。

★ エンプティチェア ジェフリー・ディーヴァー

続けてリンカーンシリーズ3作目を読破。 上巻があまり面白くなく、下巻になるとどんでん返しの連続で面白かったですが、 2作目3作目とアクション多めのハードボイルドよりで、心理戦や知能戦が少なかったので個人的にはまあまあ。

ウォッチメーカーがめちゃくちゃ面白かったので、比べてしまうとやはり2作目3作目はまあまあです。 でも逆に書けば書くほどどんどん面白くなっていくなんてすごいなーと思います。

★ 集中力はいらない 森博嗣

仕事や勉強に集中力が入らないという内容ではなく、「集中思考より分散思考がいいよね」という一言でまとまる内容を長々と書いている本。

最近の森氏の自己啓発書は思考が十分に成熟する前にアウトプットしている印象。もう買わないかも。

インタビュアーの質問に森氏が答えている箇所は面白かったけど。

 

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